継続することが苦手なわたしにとって、楽器の練習はまさに地獄
今もベースを弾き続けていて、手に水ぶくれができているんですが、これがまた弾くたびに痛むッ!
一体いつまでベースを続けられるか…
そんなことを考えながらも、毎日楽しくベースを弾いています
この記事では、そんなベースの指弾きで知っておきたい《3つのコツ》を紹介します!
ちまちまと練習しているおかげで、

っていう指弾きのコツは、なんとなくわかるようになりました
経験値は、裏切らない
この記事は、
- 指弾き初心者!
- 指弾き練習中!
- 指弾きにつまづいてる!
そんな《指弾き初心者》さんへ教えたいコツをお伝えしていきます!
「疲れて練習が続かない…」
「すぐ水ぶくれができて練習したくてもできない…」
「なんでいつまで経っても上手くならないの!?」
そんな誰しもが経験する壁を乗り越える、ちょっとしたアドバイスをしていきますね
ベースの指弾きをより早く上達させる《3つのコツ》とは?
ベースをより早く上達させるには、
- フォームに気をつける!
- 手・指をケアする!
- 毎日弾く!
この3つが大事!
特に、わかっているつもりで意外とできないのが《3》じゃないですか?
わたしも、わかってはいるんだけどサボってしまったり、練習するモチベーションが続かなかったり…
ベース弾き始めの初心者さんの、大きな悩みでもありますよね
さっそく、この3つのコツについて、ひとつずつ詳しく解説をしていきます!
コツ1.フォームに気をつける!
これは、ベースの教本にも書かれているぐらい基本的なこと!
ですが、弾き続けていると、意外と忘れがちなことでもあります
楽しく弾くことも、もちろん大事!
ですが、楽しくリズムに乗りすぎて、
- 体を揺らしながら
- ヘドバンしながら
弾いていると、そのうち絶対にフォームが乱れてきます(笑)
あと、好きなベーシストさんの真似をしたい気持ちもわかるんです
わたしも、SiMのSINさんとか好きですからね!
ですが、プロのスタイルを初心者が真似するなんて、無謀中の無謀!(笑)
自分でも気づかないうちに、変なクセが付いてしまって、「なかなかそのクセが取れない」なんてことも…
さて、指弾きのフォームで気をつけることは、
- 指の動かし方・傾け方
- できるだけ立って練習する
この2つを、わたしは特に気をつけていました!
指の動かし方・傾け方
指は、必ず《根本》から動かしましょう!
よく、第2関節から先を動かしながら指弾きをしている人を見かけます
上手な人だったら、その弾き方もアリなのかもしれません
ですが、クセを付けたくない初心者のうちは、まずは指を根本から動かすことを意識してください!
あくまで、意識するだけで大丈夫です
本当に根本から思いっきり指弾きすると、手がつりそうになりますから(笑)
そして、指の傾け方も大事!
よく、「指を斜めにしろ!」と言われませんか?
コレは、どんな教本にも書いてあると思います
指を斜めにすることで、人差し指と中指が弦に当たる長さを同じにして音の粒をそろえるという効果があります
音の粒がそろわないと、
- 人差し指と中指で、音量が異なる
- 人差し指と中指で、音の感じが異なる
など、ベースを弾いていて、明らかに違和感を感じる音が出てしまいます
指のクセがすごい!
指のフォーム?関係ねぇ!俺流の弾き方こそロックだぜッ!
と、好きに練習するのもストレスがなくていいんですけど、いつか必ずクセになって残ります
クセがつくと、
- 疲れやすい
- 音の細かな表現ができない
- 腱鞘炎など、指・手が損傷しやすい
などなど、様々な害が生じてしまいます…
そのため始めのうちは、練習中は特にしっかりと、指の動かし方・傾け方を意識しながら弾きましょう!
できるだけ立って練習する!
座るよりは疲れちゃいますが、家でも立って練習することで、
- スタジオ
- ライブ演奏
など、本番でも練習通りに弾くことができるようになります
試しに、
- 座った姿勢
- 立った姿勢
ベースの位置を比べてみてください
高さが違うことが、身をもってわかると思います…
練習のときから本番に限りなく近い環境を整えておくことで、本番でも違和感なく、ベースを弾くことができます!
「いつも座って練習してた…!」という人は、普段から立った状態で、本番と同じ姿勢を意識しながら弾いてみてくださいね!
コツ2.手・指をケアする!
手・指の手入れは、毎日ベースを指弾きするうえで、とっても重要!
特に、初心者のうちは、ガンガン練習して、ガンガン上達したい思いもあるでしょう。
しかし、練習し過ぎて、翌日、腱鞘炎になってしまったり、指に水ぶくれができてしまっては、毎日の練習に支障をきたしてしまいます。
手・指の手入れに関して重要なことは、
- ベースを弾く前に、手・指のストレッチをする
- 爪は、必ず短く切っておく
- 腱鞘炎になってしまった時は、手をしっかりと休める
- 水ぶくれができた状態で、激しい練習をしない
などが大事です。
ベースを引く前に、手・指のストレッチをする
練習前・本番前に指のストレッチをしておくことで、指が動かしやすくなったり、怪我を予防する効果があります。
日々の練習でダメージが蓄積しやすい手・指を、ストレッチで、しっかりと労ってあげましょう。
爪は、必ず短く切っておく
そして、爪は、必ず短く切っておいてくださいね。
右指・左指ともにですよ!
爪が長いと、運指やベースの音に、影響大です。
右指の爪が長いと、指弾きの際に爪が弦に当たり、ジャギっとした音になってしまいます。
左指の爪が長いと、弦を抑えるのが難しくなり、指の力加減の効率が悪く、疲れやすくなってしまいます。
爪は、できるだけ短く切っておきましょうね。
腱鞘炎になってしまった時は、手をしっかりと休める
よっぽど疲れる練習、激しい練習、長い練習をしない限り、腱鞘炎にはなりません。
逆に、腱鞘炎になるということは、頑張って練習した証とも言えそうですが…。
腱鞘炎になってしまった時は、無理に練習をしないようにしてくださいね。
腱鞘炎になってしまった時の対処法は、『安静にして温める』こと!
- 指をできるだけ動かさない
- お風呂に浸かり、軽くグーパーストレッチをする
など、指・手を、しっかりと労ってあげましょうね。
水ぶくれができた状態で、激しい練習をしない
水ぶくれができたら、今まで通り激しく練習をするのではなく、
- 力加減を弱めて練習をする
- 絆創膏を貼る
など、対策を施しましょう。
水ぶくれは無理に潰さず、自然と回復するのを待つのが基本です。
水ぶくれができない・できにくい力加減は、良い音を出すためにも必要です。
水ぶくれができたら、
「力入れすぎだな…」
と、少し力を緩めて練習をしてみましょう。
あまり水ぶくれが酷い時は、練習を休むことも大切ですよ!
コツ3.毎日弾く!
これが、おそらく上達の一番のコツではないでしょうか?
とにかく、毎日練習すること。
楽器は、継続が確実に力になる趣味・特技のひとつです。
だからこそ、上手な演奏者は、素直に尊敬できてしまいます。
また、上手なベーシストも、初めから上手だったわけではありません。
才能も一部あるかもしれませんが、結局最後は、努力が物を言うもの。
ベースにおいて、努力は、絶対に裏切りません。
しかし、練習をサボると、平気で裏切ってきます。笑
1日練習をしないだけで、3日分も退化すると言われています。
これは、よほど毎日練習を積み重ねているベーシストの話だと思いますが、毎日練習をする必要性は、実感できるかと思います。
また、わたし独自の練習方法として、寝る前に譜面を思い出す、ということも、実際に行っています。
記憶は、寝ているときに整理され、必要なもの・不要なものに分けられます。
- ベースの弾き方
- 指の感覚
- 覚えた譜面
などを、寝る前に、頭の中で想像・イメージして、記憶に深く刻みつけましょう!
そうすることで、意外と翌日、
「あれ、上手くなってる!?」
という感覚に陥ることがあります。
この感覚が大切です。
上手くなっていく感覚は、楽しいという感覚に繋がります。
楽しいという感覚は、継続に繋がります。
継続は、更なる上達に繋がります。
こうした好循環を作ることで、ベースが、いつの間にかベースが上達していることでしょう。
ぜひ、継続して、楽しく練習を積み重ねてくださいね!
ベースの指弾きで知りたい《3つのコツ》まとめ
- フォームに気をつける!
- 手・指の手入れを抜かりなく!
- 毎日弾く!
以上、ベースの指弾きのコツを、3つに分けてご紹介してきました!
一番大事なことは、とにかくベースに毎日触れること!
「1日5分でもいいから、ベースに触れる時間を作れ!」
とも言いますよね。
これは、本当に1日5分だけ触ることを徹底するのではなく、それだけ毎日の練習が大事、ということを言っているんだと思います。
フォームに気をつけ、手・指を労りながら、毎日の練習を頑張ってみてくださいね!