ベースを指弾きで弾いている初心者ベーシストに多い悩みが、
- 指の疲れ
- 腕の疲れ
ではないでしょうか?
私も、ベースを弾いていて、
「疲れる…もう練習できない…」
ということが、よくありました。
初心者なら誰もが通る道、と言われればそうかもしれません。
しかし、初心者のうちから、コツを覚えて、疲れにくい弾き方をマスターしていくのも、とっても大切なこと!
そこで今回は、ベースの指弾きが疲れる『原因』と『対処法』をお教えしていきます!
初心者や、指弾き経験者のあるあるでもある、指の疲れや腕の疲れは、どうやったら改善させることができるのか?
この記事から、コツをチェックしていきましょう!
疲れる原因1.余計な力が入りすぎている
疲れる原因のひとつは、『余計な力が入りすぎている』こと。
ベースを弾くには一定の力が必要になりますが、一定以上に力を入れて弾いていると、疲れ・疲労の原因になります。
上手なベーシスト、中・上級者のベーシストは、何時間指弾きで練習しても、まったく疲れません。
それは、腕や指の力加減を熟知しているから。
力を入れるべきところと、力を抜くべきところが体感的にわかっているため、無意識に何時間も練習を重ねても、疲れることがありません。
ベースは、上達すればするほど、力を入れずに力強く弾く、という技術が身についてくるようになります。
言葉的には矛盾しているようですが、力まずに指を強く動かすことができるようになれば、余計な力が入りすぎることもなく、自然と良い音が出せるようにもなるのです。
対処法!
一言で言うと、余計な力を入れないこと。
これは、単に、
「脱力しろ!」
ということではなく、力を入れるべきポイントと、力を抑えるべきポイントを、体感的に理解している必要があります。
そのためには、日頃の練習あるのみ。
特に、同じ曲をたくさん弾いていると、だんだんと力を抜く感覚がわかってきますよ。
同じ曲を引き続けると、自分が上手に弾けるようになったポイントがわかりやすく、力を抜くコツを見つけるのも早くなります。
いろんな曲に挑戦し、スキルを磨くのもありですが、まずは、1曲を確実に弾けるようになりましょう!
1曲1音に集中して弾いていると、上手に、スムーズに、リラックスして弾くコツがわかるようになってきます。
そのコツを、他の曲や普段の基礎練習でも実行してみると、力を抜いて、力強い指弾きができるようになりますよ!
疲れる原因2.筋肉が発達していない
単純な練習不足により、曲を完走できるだけの筋力が発達していないことも考えられます。
指弾きは、ピック弾きと違い、指が跳ねる力を活用して音を出すもの。
ピック弾きと違い、指弾きは、普段の日常生活で使わない筋肉を使用するため、最初はなかなか曲を完走することができませんよね。
指弾きは、特に、『前腕部』の筋肉を必要とします。
前腕部は、普段の日常生活では、なかなか鍛えることができません。
もちろん、生活に支障がない程度の筋肉は、誰にでもついているものです。
しかし、ベースを疲れずに指弾きしようとすると、日常生活以上の筋肉が必要になります。
日常生活以上の筋肉を手に入れるには…?
対処法!
筋肉が発達していないことで指弾きができないのであれば、単純に、筋肉を発達させれば良いんです!
それには、
- 毎日の練習
- 筋力トレーニング
が、最も適しています!
毎日の練習を繰り返すことで、前腕の筋持久力が鍛えられます。
すると、長時間の練習でも疲れにくい前腕を手に入れることができるようになるのです。
また、筋力トレーニングも効果的!
寝る前やお風呂の中で、手をグーパーグーパーしながら、握力を鍛える感覚で、前腕を鍛えましょう。
その際に、力強く指弾きをする感覚でグーパー運動を繰り返すと、より効果的に筋肉を鍛えることができます。
筋トレで大事なのは、鍛える部分を意識すること。
指弾きの筋トレも、2フィンガーの場合、人差し指と中指を意識して筋トレを行ってみましょう!
疲れる原因3.ベースを構える位置がズレている
指弾きで疲れる原因として、ベースを構える位置も挙げられます。
初心者さんであれば、
「自分の好きなようにカッコよく構えたい!」
という気持ちもあるかもしれませんね。
しかし、ベースを構える位置が、
- 基本通りの位置でない
- 自分に合わない、無理のある位置
の場合、指や腕に余計な力が加わり、疲労する原因になります。
私も、ベースを弾き始めの頃は、憧れのベーシストの構えを真似してベースを弾いていました。
その構えとは、ベースを極端に高い位置に固定して弾く構え。
これを真似していたら、右手首を極端に折り曲げて指弾きをしなければならず、余計な力が入ってしまっていました。
憧れだけでは、なかなか上達はできませんでした…。
対処法!
これも、至極単純。
ベースの位置を変えることで、疲れにくくなることがあります。
ベースの位置を変えて疲れにくくなった場合、そこが、あなたのベストポジション!
その位置をキープして、練習を重ねてみましょう。
「自分の好きなフォームで演奏したい!」
という方は、まずはベストポジションで1曲弾けるようになってから。
それでも、決して遅くはありませんよ。
憧れのベーシストがいることは、練習のモチベーションを上げる良い材料にもなります。
ぜひ、憧れのベーシストを目指して、まずは自分のベストポジションを見つけ、練習を積み重ねていってくださいね!
『ベースの指弾きが疲れる原因と対策3選!指弾きの強さのコツは?』まとめ
- 力を抜く!
- 筋肉をつける!
- ベースを構える位置を決める!
ベースの指弾きが疲れる原因と、その対策についてお話をしてきました!
基本的には、毎日の練習によって、疲れを補うことができます。
私も、
- 初心者と言われる頃
- ベースを弾きはじめの頃
- 久しぶりにベースを弾いた時
なんかは、指や腕にすぐ疲れを感じてしまって、なかなか練習が継続できませんでした。
練習が続かないと、モチベーションの低下にも繋がってしまって、悪循環ですよね…。
ですが、上記のような対策を取り入れ始めてから、だんだんと疲れを感じにくくなり、練習が楽しくなってきました!
やっぱり、自分の思い通りに弾けるようになってくると、ベースはとっても楽しい楽器なんですよね。
「すぐ疲れちゃって練習にならない…」
という方は、この記事の改善法を試してみて、疲れにくい指弾きをマスターしてみてくださいね!
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