記事内容
手水(ちょうず)のやり方・作法について記事を読むとどうなる?
神社での正しい参拝方法がわかる!
正式な《手水のやり方》
さっそくですが、手水のやり方について見ていきましょう!
手水の正しい手順
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持つ
- 清水を汲み、左手を洗い清める
- 柄杓を左手に持ち替え、右手を清める
- 再び柄杓を右手に持ち、左手に水を受ける(※柄杓を口に付けてはいけません!)
- 受けた水で口をすすぐ
- もう一度、左手を清める
このような手順になります!
- 4.左手に水を受けて口をすすぐ
- 6.最後にもう一度左手を洗う
ここが、意外と忘れやすいところ…!
もっと簡単に絵で表現すると、

左手

右手

口をすすいで…

また左手
このようなイメージになります
手水は、この4つの手順を踏むことを覚えておいてください!
手水を使う意味
「みんなやってるから…」でもいいですが、手水を使う意味を知っておくほうが、神様と気持ちよくご対面できることでしょう!
手水を使う《正確な意味》
手水の正確な意味は、「神様と対面する前に、身を清めること」です!
手水を使う意味は、はるか「古事記」の記述にまでさかのぼります…
伊佐奈岐宮(いざなきのみこと)が死者の国である黄泉の国から帰って来られたときに、身に着けているものをすべて脱ぎ、水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)をした
引用:《神社のいろは「神社検定公式テキスト1」》3級・2級用
これが、「禊(みそぎ)」の起源とされています
この「禊」を簡略化したものが、神社でいつも私たちが行う「手水」なんです

本来の禊は、川や海に浸かって《全身を清める》こと!
今でも、各地の神事にその名残りがありますね
《手水の正しいやり方について》まとめ!
手水の手順をおさらい!
- まずは「左手」を清める
- 次に「右手」を清める
- 柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受けて「口」をすすぐ
- もう一度「左手」を清める
- 「身を清める」という気持ち
- 後の人への気遣いも忘れずに!

神様にも、参拝している他の方にも、思いやりを持って手水を使いましょう!
変なやり方でやってたらどうしよう…?となる前に、正しい作法を復習しましょう💡