花粉症って、いつから対策すればいい…?
なってからじゃ遅い…?
そんな「いつから対策すればいいのか?」という疑問に、
最近は「初期療法」といって、症状が出る前からのみ始めると、より効果的だといわれています。
引用:《花粉症・アレルギー性鼻炎》つらい症状から逃れる近道と、自分にあった予防・治療法の見つけ方
この「初期療法」について、看護師のわたしからご提案します!
花粉症対策は《花粉が飛ぶ前》に始めましょう!
鼻炎になる前からお薬を飲み、
- 花粉症を予防する
- 症状を和らげる
など、花粉症に対処することを「初期療法」といいます
初期療法を行うほうがメリットが大きい!
- 花粉症を発症する期間を短くすることができる
- 薬を服用する量を減らすことができる
- 鼻炎症状を抑えることができる
初期療法には、このようなメリットがあります!
1.花粉症の発症期間を短くすることができる!
初期療法を行うことで、花粉症を発症する期間・日数を短くすることができます
例えば、「スギ花粉」を例にみていきましょう
スギ花粉は、1月中旬ごろから徐々に飛散し始めます
2月には鼻がムズムズするようになり、3月に入るころには、スギ花粉量はピークに達します
今までであれば、鼻炎になり始める「2月上旬ごろ」から病院へ行き始めていたことでしょう…
しかし、初期療法を行うことで…
病院へ行く時期を少し早め、「初期療法」を受けることで、花粉症に対して「予防」的に対処します
すると、今まで2月~3月、もしかすると4月にかけてず~っと続いていた鼻炎の期間を、ギュッと縮めることができます!
- 鼻炎の始まりが遅くなる!
- 鼻炎の治りも早くなる!
ことが、初期療法の第1のメリットです!
2.薬を飲む量を減らすことができる!
花粉症になる期間を短くできるということは、それだけ薬を飲む期間も短くなるということ
その結果、副作用が抑えられる!
事前に対処することで、症状自体も軽くなり、効き目の強い薬を飲み続ける必要がなくなります
つまり、薬の副作用も少なくできるということ!
3.鼻炎症状を抑えることができる!
初期療法を行うことで、花粉症を発症したときの、
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
といった鼻炎症状を和らげ、程度を軽くすることができます
鼻炎になる前から薬を飲むことで、花粉によるアレルギーに耐性を作ることができるからです
ただし、人によってはデメリットも…
初期療法を行ったからといって、「誰にでも効果がある!」というわけではありません…
花粉症の症状だけでなく、
- 体のつくり
- 生活習慣
などは、まさに十人十色…
そのため、《1月ごろから薬を飲み始め、結局シーズンの終わりまで薬を飲み続ける》という方も、中にはいらっしゃいます…
そうなると、
- 薬を飲む期間は、むしろ長くなる
- 期間が長い分、お金もかかる
このようなデメリットもあるかもしれない、ということ…
「確実に効く治療法ではない」ということを、頭に入れておいてください
毎年花粉症になる人・鼻炎になる人は、1月になったら病院へ!
初期療法は、《花粉症と診断された人》が行うもの
花粉症って言われたことはないなぁ…
という方は、もし花粉症じゃなかった場合、まったく意味のないお薬を服用し続けることになってしまいます…
花粉症じゃない人に初期療法を勧めるお医者さんは、まずいないとは思いますが…
まずは「花粉症」かどうか診断してもらいましょう!
初期療法を受けるには、まず花粉症かどうか診断をしてもらうこと!
花粉症の人もそうでない人も、花粉症シーズンになる前に病院へ行くことに変わりはありません
- 花粉症を長引かせたくない!
- 飲む薬はできるだけ少なくしたい!
- 鼻水も目のかゆみもひどくならないようにしたい!
という方は、花粉症になる前の「1月中」には、一度病院へかかってみましょう!
《花粉症に初期療法で対処する方法について》まとめ!
- 花粉症を発症する前から対策することを「初期療法」といいます
- メリット1:花粉症になる期間を短くできる!
- メリット2:薬の量を減らすことができる!
- メリット3:鼻炎症状を和らげることができる!
個人的には《症状を和らげること》に、一番大きなメリットを感じています!
症状が重すぎて、仕事も日常生活もまったく手につかない…
という方に、ぜひ試していただきたい対処法です!
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