
いきなり結論!ロキソニンでむくんだときの《対処法》
副作用によって発生するむくみは、実はそこまで頻度の高いものではないんです
ロキソニンでむくみが出る方は、そもそも《むくみやすい体質》を持っている人…
むくみやすい方は、《起きてからの対処》より、《日頃の予防》を心がけてください
日頃からできる予防法
簡単にできる日頃の予防とは、例えば、
- ロキソニンを飲む回数を減らす
- 《非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)》以外の薬を飲む
- 病院でNSAIDs以外の薬を処方してもらう
ことなどが挙げられます
一番効果的な方法は、むくみの原因であるロキソニンそのものを減らすこと
- マッサージをする
- 水分摂取を控える
といった《対処療法》でむくみを和らげることもできます
ですがそれでは、根本的な原因が解決できていません…
自分で対処するだけでは、「治してはむくんで…」のイタチごっこが延々と続いてしまいます
- 痛み止めは飲みたい
- でもロキソニンの服用は抑えたい
という2つを両立するためには、自力での対処は限界があります…
元看護師の僕としては、まずはとにかく病院を受診していただきたいと考えています
専門のお医者様が、《あなたの体に合う最適な薬》と《むくみの解消法》を教えてくれます!
次に知りたい《ロキソニンでむくむ原因》
ロキソニンは、専門用語で言うと《非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)》という種類のお薬
この薬の副作用の1つに、むくみがあります
NSAIDs自体は、直接的な原因ではありません
ロキソニンによるむくみは、NSAIDsによる《腎障害》と深い関わりがあります
腎臓の機能が悪くなることで、簡単に言うと、体内の水分が外に逃げにくくなります
ロキソニンによる腎障害とは、《プロスタグランジン》という物質の産生を抑制すること
- プロスタグランジンの産生がNSAIDsによって抑制される
- 腎血流量が減少する
- ナトリウムの再吸収が活発に行われる
この流れによって、体内の水分が外に出づらくなってしまいます
また《抗利尿ホルモン》が活発に働くようになり、体内の水分を保持する方向に働きます
《水分が外に逃げない》ということは、
- むくみが起きやすい
- むくみが残りやすい
ということにつながります
ロキソニンを服用して、「尿が出にくくなった…?」と感じている方は、この原因に当てはまっているかもしれません
先ほどお話ししたこと同じく、まずは内科を受診してみてください!
あなたは当てはまる?ロキソニンでむくむ人の《特徴》
ロキソニンでむくむ人の特徴として考えられるのは、《常用していること》
痛み止めとして、ついロキソニンに頼りがちになっていませんか…?
ロキソニンは、効果も副作用も大きいお薬
ロキソニンは、近年薬局で購入することができるようになった市販品
それまでは、医師の処方でしかもらうことのできない薬でした
「痛み止めといえばロキソニン」というイメージのあるくらい、ロキソニンの効果は絶大!
ですが効果のあるお薬は、それだけ副作用も多いもの…
ロキソニンの服用は、本来なら計画的に行うべきなんです
これらに心当りはありますか?
- 常用している
- 長く飲み続けている
- むくみや他の副作用が解消されない
これらに心当たりのある方は、ご自分の体を大切にすると思って、まずは病院へかかってみてください
その結果、医師から「ロキソニンで大丈夫です」と言ってもらえれば、今後安心して服用することができますよね!
なかなか解消されないときは、まず《内科》を受診!
覚えておいてくださいね!
むくみ以外の代表的な副作用
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- むかつき
- 食欲不振
- 胃の不快感
「むくみを解消する方法」まとめ
- ロキソニンを飲む回数を減らす
- 症状が長引いているときは《内科》を受診する

ロキソニン以外の薬に変えることは、
- 根本的な原因を解決するため
- 自分の健康を守るため
に必要なこと!
《痛み》と《むくみ》のどちらも100%解消できるよう、まずは薬局にいる薬剤師さんや専門医に相談してみてください!
ロキソニンを飲むことにも抵抗を感じてしまうほどのむくみは、なかなか深刻です…
一度むくんだらなかなか治りませんし、脚全体がジンジンしてつらいんですよね…
この記事では、そんなロキソニンの副作用である《むくみ》を解消する方法を解説していきます
この記事を読んで、つらいむくみを少しでも改善する方法を学んでみてください!