「吐き気が止まらない…」
「体がだるい…」
「食欲がない…」
あなたは今、そんな夏バテの症状で困ってはいませんか?
夏バテは、放っておくと、熱中症にもなりかねない症状です。
あなたが今感じている、
- 食欲のなさ
- 吐き気
- 体のだるさ
は、一刻も早く治したいものですよね。
私もよく夏バテにかかってしまいますから、あなたの今のつらいお気持ちは、とっても良くわかりますよ。
この記事では、夏バテを自力で治す3つの方法について、わかりやすく解説をしています!
この記事を読むことで、夏バテを、今すぐ自力で治す方法がわかります。
夏バテの治し方がわかれば、今のあなたのつらい症状を、徐々に解消させていくことができますよ。
「夏バテを自力で治したい!」
「けど病院に行くほどじゃなさそう…」
そんなあなたにピッタリの、夏バテ解消法を記載しています!
私が実際に行っている方法も記載していますから、安心して読み進めてみてくださいね。
夏バテを自力で治すための、3つの効果的な方法とは?
今あなたが感じている、つらい夏バテの症状は、
- 3食しっかりと食べる
- 夏バテに効く水分補給を心掛ける
- 良質な睡眠をとる
この3つを駆使して、自力で治してしまいましょう!
最初から、すべてを実践しなくても大丈夫ですよ。
この中からひとつずつでも実践をして、今のつらい夏バテを、少しでも治していってくださいね。
それではさっそく、夏バテの自力での治し方を見ていきましょう!
夏バテの治し方1.3食しっかりと食べる!
夏バテにかかってしまった時でも、朝・昼・夕の3食を、しっかりと食べるようにしましょう。
「そんなこと言われても、食欲がない…」
「食べ物を見ると吐き気がする…」
という時も、実際にはあるかと思います。
しかし、実はここに、夏バテの大きな落とし穴があるのです。
夏バテで食事をとらない日が続くと、体力の回復が遅れます。
体力の回復が遅れると、夏バテが長引いてしまいます。
夏バテが長引くと、さらに食事をとらない日が続き、いつまで経っても夏バテが治りません。
食事から夏バテを回復させない限り、いつまで経っても夏バテが治らないという、悪循環が出来上がってしまいます。
このように、食事をとらないことで、夏バテが一向に回復しないという悪循環が生まれてしまうのです。
夏バテを自力で治したい場合、このような悪循環は、絶対に避けなければいけませんね。
「水で満腹にすればいいや。」
「今日もゼリーで済ませよう。」
と、栄養価のない食事を、いつまでも続けていてはいけませんよ。
そのままでは、いつまで経っても、夏バテを自力で解消することができなくなってしまいます。
悪循環から逃れるためには、食事の量自体を減らしても構いませんから、1日3食、しっかりととることが重要です。
吐き気や気持ち悪さを感じない程度に、1日3食、規則正しく食事をとるようにしましょうね。
どんな食事をとればいいの?
夏バテに効く食事・栄養は、
- ビタミンB1
- ナイアシン
- クエン酸
この3つの栄養を摂取することで、夏バテを自力で軽快させていくことができます!
『ビタミンB1』は、ブドウ糖をエネルギーに変えてくれる働きがあります。
ビタミンB1が不足すると、疲労物質である乳酸が溜まり、夏バテの原因になってしまいます。
『ナイアシン』も、ビタミンB1と同様に、夏バテの疲労を回復してくれる効果を持っています。
『クエン酸』は、疲労物質である乳酸を分解し、体外に排出してくれる働きがあり、こちらも夏バテ対策に効果的です。
これら3つの栄養素が含まれている食品は、以下の通りです!
【ビタミンB1】
- 豚ヒレ肉:0.98mg
- 生ハム(促成):0.92mg
- 豚もも肉:0.90mg
- たらこ(焼):0.77mg
- 焼きのり:0.69mg
※食品100g当たりのビタミンB1の含有量
成人男性推奨量:1.4mg、成人女性推奨量:1.1mg
【ナイアシン】
- たらこ(生):49.5mg
- まぐろ(びんなが):20.7mg
- 明太子:19.9mg
- かつお:19.0mg
- 豚肉(レバー):14.0mg
※食品100g当たりのナイアシンの含有量
成人男性推奨量:15mgNE、成人女子推奨量:11mgNE
【クエン酸】
- レモン:6g
- 梅干し:4g
- キウイ:1.3g
- いちご:1.3g
- みかん:1g
※食品100g当たりのクエン酸の含有量
推奨摂取量:1日2g前後。
疲労が溜まっている人は、1日5g前後。
ビタミンB1は、主に豚肉に多く含まれています。
「脂っこくて食べづらい…」
という場合は、レモンをかけ、サッパリとした味付けをしてみてくださいね。
レモンをかけることで、クエン酸も同時に摂取できますから、非常に相性の良い組み合わせです!
ナイアシンは、魚類に多く含まれている栄養素です。
たらこ・明太子などのつぶつぶした食品や、まぐろ・かつおなどの魚肉を、こちらもサッパリとした味付けで頂きましょう!
クエン酸は、主に果物類に多く含まれています。
食欲がない場合でも、果物なら食べられるという場合は、いちごやみかんなど、簡単に食べられる果物を摂取してみてくださいね。
夏バテにかかってしまった時でも、
- 豚肉
- 魚類
- 果物類
などを、朝・昼・夕の3食、無理のない範囲で食べるようにしてくださいね。
夏バテの治し方2.夏バテに効く水分補給を心掛ける!
あなたは、毎日しっかりと水分を摂取していますか?
食欲がない時でも、水分をとることはできていますか?
夏バテを自力で治すには、こまめな水分補給が欠かせません。
しかし、夏バテ気味である場合、ただ水分を補給すれば良いというわけでもありませんよ。
夏バテを引き起こしてしまっている時は、夏バテに効く水分のとり方を心掛ける必要があるんですね。
ここからは、夏バテに効果的な水分補給の仕方について、解説をしていきますね。
夏バテを治すのに必要な水分補給の仕方は、
- 喉が渇く前に水分補給をする!
- 温かい飲み物を飲む!
- 甘い飲み物はできるだけ避ける!
この3つのポイントが大切です。
さっそく、詳細を見ていきましょう!
1.喉が渇く前に水分補給をする!
人間の体は、
「喉が渇いたなぁ。」
と感じた時には、既に脱水に近い状態になってしまっているんですね。
そのため、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することが大切です。
特に、夏バテにかかってしまっている時こそ、喉の渇きを意識する前に、こまめな水分補給を心掛けましょう。
2.温かい飲み物を飲む!
夏バテにかかってしまった時こそ、温かい飲み物を摂取するようにしましょう!
蒸し暑い夏は、ついつい冷たい飲み物を飲んでしまいがちですよね。
ですが、夏バテにかかっている時は、冷たい飲み物は、むしろ逆効果になってしまうことを、知っていましたか?
冷たい飲み物を飲むことで、体が冷えてしまいます。
体が冷えてしまうと、血流が悪くなり、
- 栄養を全身に運びづらくなる
- 酸素を全身に運びづらくなる
- 老廃物を排出させづらくなる
といったことが起こってしまいます。
このことが原因で、疲労を感じたり、胃腸の働きが悪くなってしまうのです。
ですから、水分を補給する時は、できるだけ温かい飲み物を選び、体を冷やしすぎないようにすることが大切です。
3.甘い飲み物はできるだけ避ける!
ジュースなどの甘い飲み物は、夏バテの際には、できるだけ避けるようにしましょう!
「糖分は疲労回復に良いんじゃないの?」
と思われがちですが、実はここにも、意外な落とし穴があります。
糖分を多量に摂取してしまうことで、空腹感がなくなってしまいます。
その結果、食事をとることができなくなったり、食欲不振になってしまったりすることがあります。
夏バテを治す基本は『食事』から、ということですね。
先ほどもお話をしましたが、夏バテ時は、3食食べることを基本に、食事から栄養をとることが大切です。
水分のみで満腹になってしまっては、食事をとることができず、夏バテはなかなか回復しません。
ですから、甘い飲み物をできるだけ避けた水分補給が、夏バテ時には必要になるんですね。
さて、夏バテ時に効果的な水分補給の仕方は、理解することができましたか?
- 喉が渇く前に水分補給をする!
- 温かい飲み物を飲む!
- 甘い飲み物はできるだけ避ける!
これら3つのポイントを押さえ、適切な水分補給を心掛けてくださいね!
夏バテの治し方3.良質な睡眠をとる!
夏バテを自力で治すには、良質な睡眠も欠かせません。
睡眠は、体の疲れや異常を治したりリセットをしてくれる、非常に重要な働きです。
その睡眠がうまくとれていないと、なかなか夏バテを治すことはできませんよ。
しかし、蒸し暑い夏は、
「寝苦しい…」
「なかなか寝付けない…」
ということもありますよね。
夏の気候のせいで、良質な睡眠が妨げられることは、とっても嫌ですよね。
そこで、夏の暑さに負けず、良質な睡眠をとるためには、
- 冷房や扇風機を活用する
- ゴールデンタイムにしっかりと眠る
- 睡眠時間を確保する
この3つのポイントに注意をしましょう!
1.冷房や扇風機を活用する!
冷房や扇風機の活用で、寝苦しい夜を、快適な夜に変えてしまいましょう。
冷房や扇風機を活用する際は、
- 温度設定は28℃
- 扇風機を体に直接当て続けない(首振り機能を活用する)
- タイマー設定をする
この3つを、しっかりと守ってくださいね。
1.
温度設定が暑すぎても寒すぎても、安眠を妨げる原因になります。
28℃前後に設定をすれば、夏でも十分に質の良い睡眠をとることができますよ。
2.
扇風機を使用する際は、首振り機能を活用し、直接体に風邪を当て続けないようにしましょう。
直接体に当て続けると、体温が予想以上に奪われてしまい、安眠を妨げてしまいます。
3.
タイマーを設定し、寝ている間中冷房や扇風機が付いていない状態にしましょう。
これも、体温が必要以上に奪われないようにするための工夫のひとつです。
このように、蒸し暑い夏こそ、積極的に冷房や扇風機を利用して、快適に睡眠をとるようにしてくださいね。
2.ゴールデンタイムにしっかりと眠る!
睡眠のゴールデンタイムは、22時~深夜2時の間。
この間は、成長ホルモンが活発に分泌され、夏バテの回復も促すことができる貴重な時間です。
ゴールデンタイムに眠ることで、
- 体調の回復
- 免疫力の向上
を促すことができます。
夏バテで体調不良の時こそ、早めに眠りに付き、ゴールデンタイムの睡眠を確保しましょう!
3.睡眠時間を確保する!
夏バテ時は、あなたが、
「よく眠れた!」
と感じる睡眠時間を確保しましょう。
睡眠時間を確保することで、夏バテの回復を促すことができます。
日本人の適正な睡眠時間は、6~8時間と言われています。
ですが、これには個人差もあり、
「6時間で十分!」
という人もいれば、
「8時間寝ないとつらい…」
という人もいます。
このように、適切な睡眠時間は、人によって様々です。
あなたの適切な睡眠時間は、何時間ですか?
適切な睡眠時間は、過去の経験や、あなたが心地よさを感じる睡眠時間を参考にしましょう。
夏バテを自力で回復させるためにも、適切な睡眠時間を確保してくださいね!
自力で治せないほど夏バテがつらい時はどうする?
「どうしても夏バテがつらい!」
「自力で治すのが難しいかも…」
と感じた時は、ためらわずに、病院で診察を受けるようにしましょう。
最初にお話をしましたが、夏バテは、熱中症にも発展しかねない、危険な状態とも言えます。
「夏バテだと思っていたら、実は熱中症の初期状態だった。」
ということもあり得ることです。
実際に病院にも、そのような理由から運ばれてくる患者さんは、何人もいます。
熱中症は、放っておくと、中等症・重症へと発展していってしまい、最悪の場合、命にも関わります。
「自力で治したい!」
というあなたのお気持ちも、十分にわかります。
しかし、決して無理をせず、必要な時には病院のお世話になることも、大切なことですよ。
自分の体のことは、自分にしかわかりません。
ちょっとでも、
「しんどいな…」
と感じたら、病院へ行くことも検討をしてくださいね。
『夏バテの治し方3選!自力でだるさ解消する簡単な方法とは?』まとめ
1.3食しっかりと食べる
- ビタミンB1
- ナイアシン
- クエン酸
を、しっかりと摂取する!
2.夏バテに効く水分補給を心掛ける
- 喉が渇く前に水分補給をする!
- 温かい飲み物を飲む!
- 甘い飲み物はできるだけ避ける!
3.良質な睡眠をとる
- 冷房や扇風機を活用する!
- ゴールデンタイムにしっかりと眠る!
- 睡眠時間を確保する!
夏バテの自力での治し方は、しっかりと知ることができましたか?
夏バテの治し方がわかれば、今のつらい症状を、自力で治していくことができるようになります。
ぜひ、この記事に書いてある夏バテの治し方をしっかりと押さえて、普段の生活に取り入れてみてくださいね。
まずは、どんなメニューでも良いので、3食欠かさずに食べてみてください。
吐き気や食欲がない時は、無理をしなくて大丈夫ですよ。
食べられそうなものを、まずは少しでも食べてみてくださいね。
決して無理をせず、できるところから、自力での夏バテの治し方を実践していってくださいね。
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