「梅雨の時期に入ってから、なんだか風邪っぽい…」
そろそろ夏の季節に入り、雨も降り続く梅雨の時期は、体調管理が難しくなりがち!
体や室内の温度調節が難しく、風邪をひきやすくなってしまいますよね…。
私も、梅雨の時期は、なぜか毎年体調を崩してしまいます。
鼻水が出たり喉が痛くなったりしてしまいますし、この時期の風邪は、なかなか治ってくれませんよね。
風邪の症状が長引くのも、とってもつらいところですよね。
あなたは、現在どんな症状を抱えていますか?
風邪っぽい症状に、今も悩まされてはいませんか?
この記事では、梅雨の時期にかかりやすい様々な風邪・病気について、詳しく解説を行っています!
あなたの風邪の症状を、この記事に書いてある風邪の特徴に当てはめて、どんな風邪をひいてしまっているのか、セルフチェックをしてみましょう!
この記事を読み進めることで、梅雨にかかりやすい風邪にはどんなものがあるのかがわかります。
また、あなたの今の症状から、どんな風邪にかかっているのかを予測することができます。
今の症状が、
- 風邪なのか?
- 病気なのか?
- 何事もないものなのか?
がわかることで、あなたの今の症状を治す方法もわかるようになりますよ。
ですから、安心して記事を読み進めて、今のあなたの状態を、細かくチェックしていきましょうね!
梅雨の時期にかかりやすい風邪・病気があるって本当?
梅雨の時期にかかりやすい風邪や病気には、いくつかの種類があります。
梅雨の時期に起こる風邪の症状は、
- 夏風邪
- 慢性副鼻腔炎
- 夏型過敏性肺炎
- 食中毒
の可能性があります。
この章では、これらの風邪・病気について、わかりやすく解説をしていきます!
また、各病気ごとに、症状をセルフチェックできるチェックリストを作成しました。
あなたの今感じているつらい症状が、どの風邪に当てはまるのかを、セルフチェックすることができるようになっていますよ。
このセルフチェックをぜひ行い、あなたの今の状態を、客観的に把握するようにしてくださいね。
症状1.夏風邪
梅雨の時期に入り、最もかかりやすい病気が、この『夏風邪』です!
- 発熱
- 喉の痛み
- 咳(せき)
など、風邪の一般的な症状が現れている場合、あなたは現在、夏風邪にかかってしまっているかもしれません。
私も毎年、この夏風邪にかかることが多くあります。
夏風邪の原因は、夏の時期に流行するウイルスによるもの。
風邪は冬にかかるものと思われがちですが、夏に流行するウイルスは、高温多湿の環境を好むんですね。
そのため、この梅雨の時期にウイルスの活動が活発になり、夏風邪が流行してしまうんですね。
夏風邪のチェックリストを、以下に作成しました。
こちらの症状に当てはまる場合、あなたは夏風邪にかかっているかもしれません。
今のあなたの状態をチェックリストに当てはめて、しっかりと症状をチェックしてみてくださいね!
- 発熱
- 喉の痛み
- 喉の水ぶくれ
- 咳
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 目やに
- 目の充血
- 発疹
さて、夏風邪のセルフチェックは、しっかりと行うことができましたか?
このうちのいくつかが当てはまり、
「風邪っぽい…」
とあなたが今感じている場合、夏風邪にかかっていると考えられます。
厳密な診断は医師にしか行うことができませんが、夏風邪ウイルスによる症状や経過が見られれば、診断でも夏風邪とされることが多いようですね。
夏風邪を治療するには、自身の免疫力を高め、自然にウイルスを排除するのが最も効果的です。
もし症状が長引くようでしたら、病院にかかり、医師の正しい診察を受けてくださいね!
症状2.慢性副鼻腔炎
もしあなたが、
- 頭痛
- 目の周りの痛み
- 鼻づまり
を感じている場合、『慢性副鼻腔炎』を発症していると考えられます。
鼻の中にウイルスが入り込んでしまうと、鼻の中に炎症が起こります。
炎症が起こると、副鼻腔と呼ばれる部分に、膿(うみ)などが溜まってしまうんですね。
この膿を上手く排除することができず、炎症が長引くと、慢性副鼻腔炎を発症してしまいます。
あなたは今、鼻水や鼻づまり、顔面の痛みなどを感じてはいませんか?
鼻周辺に症状が現れている場合、あなたは現在、慢性副鼻腔炎にかかっているかもしれませんよ。
こちらも、セルフチェックを行い、あなたの今の状態を、客観的に診断してみましょう!
- 鼻水
- 鼻水が喉に垂れてくる
- 鼻水に粘りがある
- 鼻水に嫌な臭いを感じる
- 鼻水が黄色・緑色っぽい
- 鼻づまり
- においがわからない
- 頭痛
- 鼻の痛み
- 目の周りの痛み
- 顔面の痛み
慢性副鼻腔炎のセルフチェックは、正しく行うことができましたか?
慢性副鼻腔炎は、症状が長引くのも大きな特徴です。
また、慢性副鼻腔炎は症状が一定せず、すべての症状がそろうことは、あまりありません。
慢性副鼻腔炎は、
- 風邪ウイルス
- カビ
などが原因であることが多く、ジメジメとした梅雨の時期に起こりやすい病気です。
副鼻腔炎を風邪だと思って放置しておくと、症状が長引き、治療に時間がかかるようになってしまいます。
セルフチェックを行ったところで、
「慢性副鼻腔炎かも?」
と感じた場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診し、医師の診察を受けてくださいね。
症状3.夏型過敏性肺炎
梅雨の時期は、ジメジメとしていて湿度が高く、カビが繁殖しやすい時期でもあります。
あなたも、この梅雨の時期に、家の中に繁殖するカビに悩まされたことはありませんか?
『夏型過敏性肺炎』は、このカビを吸うことが原因で起こる、アレルギー性の肺炎です。
夏型過敏性肺炎の原因は、『トリコスポロン』と呼ばれるカビが原因。
トリコスポロンは、湿気の多い環境を好み、
- 温度20℃
- 湿度60%
以上の環境で、繁殖を始めるとされています。
そのため梅雨の時期は、このトリコスポロンと呼ばれるカビが、とっても活発に活動してしまうんですね。
その結果、カビを吸い込んでしまい、夏型過敏性肺炎を発症してしまう可能性があります!
夏型過敏性肺炎のセルフチェックリストを、以下に作成しました。
以下の症状に当てはまる場合、あなたは現在、夏型過敏性肺炎にかかっているかもしれません。
こちらも、しっかりとセルフチェックをしてみてくださいね!
- 咳
- 微熱
- 息切れ
- 体のだるさ
- 蕁麻疹
- 自宅にいると症状が悪化する
- 旅行など外出をすると症状が軽くなる
夏型過敏性肺炎のセルフチェックは、行うことができたでしょうか?
夏型過敏性肺炎の大きな特徴は、外出すると症状が軽快するという点です。
これは、家の中のカビが原因であるため。
外出をすることでカビを吸わなくなりますから、症状が徐々に軽快していくのです。
そのため、最も効果的な治療法は、家の中のカビを除去すること!
カビを除去しない限り、再発を繰り返してしまうことがありますよ。
「夏型過敏性肺炎かも?」
と思ったら、まずはマスクを着用して、家の中に繁殖しているカビを取り除くところから始めてみてくださいね!
症状4.食中毒
梅雨の時期から起こりやすくなる病気として、『食中毒』の可能性もあります。
食中毒は、
- 発熱
- 吐き気
- 下痢
などを伴い、風邪と間違えられやすい症状を発症するのが特徴です。
あなたは最近、
- 肉類
- 魚介類
- 卵
などのうち、加熱をしていない料理を食べた記憶はありませんか?
また、十分に加熱をせずに、これらの食品を食べてしまってはいませんか?
加熱されていない生鮮食品などから、食中毒を起こす細菌が体の中に入り込み、吐き気や下痢といった症状を引き起こすのが、食中毒の原因です。
食中毒についても、チェックリストを参考に、今の症状をセルフチェックしてみてくださいね。
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 発熱
- 加熱していない生鮮食品を食べた
食中毒に当てはまりそうな症状は、チェックすることができましたか?
特に、加熱していない生鮮食品を食べた記憶がある場合は、食中毒を引き起こしている可能性があります。
下痢や嘔吐などを薬で止めてしまうと、体内に細菌がずっと残り続けることになり、症状が長引いてしまいます。
食中毒にかかってしまったと思った場合は、すぐに病院へ行き、医師の診察を受けてくださいね。
『梅雨時期の風邪の症状4選!病気の可能性も?』まとめ
- 夏風邪
- 慢性副鼻腔炎
- 夏型過敏性肺炎
- 食中毒
それぞれセルフチェックを行い、自分の症状がどの病気に近いのかを確かめてみましょう!
梅雨の時期に起こりやすい、風邪に似た症状を引き起こす病気について解説をしてきました。
この中から、今のあなたの症状に当てはまるものは見つかったでしょうか?
どの症状に当てはまるかがわかることで、対策もとりやすくなります。
早期発見・早期治療ができれば、今のあなたのつらい症状も、早く改善することができますよ。
もし症状が長引き、
「どうしてもつらい!」
と感じた時は、ためらわず病院へ駆け込み、医師に診察をしてもらってくださいね。
それが、最も確実な治療法と言えます。
あなたの今の風邪っぽさが、少しでも早く治ることを願っています。
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